dev.imcovel.com | 5,130円引き 藤原　建　1971年作　1977年ご逝去　備前小徳利

種類···備前焼

豪放と緻密さを併せ持つ色褪せない名工　藤原　建先生の備前徳利です。　箱書きに小徳利とあり、いつもよりも一回り小さい可愛らしい撫型の造形となっています。　緋欅焼成に長じ秀作を多く遺した建先生ですご、本作は茶褐色になるまでこってりと焼き込まれた肌に、肌と同化するような焦げ茶色の緋欅が掛かり一風変わった景色となっています。　ビターチョコを思わせる濃厚な肌合いは実に渋く、枯れ果てて焼き切れたように見えていても、その実しっとりとして土が生きている感触があり、備前焼の妙味真髄を緋欅一本で見事に表現しきっています。

1971年の作品で、1977年53歳の若さでこの世を去られました。

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